お通じの状態別の病気一覧
お通じの調子を見ることは、子どもの体調に限らず大人でも一番手軽にできる健康チェック方法です。
便秘と下痢に関係する代表的な病気とその症状を見てみましょう。
便秘
腹痛を伴う場合
・腸閉塞
強い腹痛を繰り返し、腹部の張りや、吐き気、嘔吐の症状が見られる。
・大腸癌、直腸癌
血便になり、便が細くなる。お通じの後も、ウンチが残った感じが続く。
・卵巣腫瘍
下腹に痛みがあり、腹部の張りが続く。性器からの不正出血や頻尿になる場合もある。
腹痛は無い場合
・脊髄の腫瘍
背中や手足に痛みがあり、歩行障害などの症状もあらわれる。
・甲状腺機能の低下
皮膚の乾燥や、脱毛症状があり、極端に体が冷え、顔にむくみもあらわれる。
・裂肛(切れ痔)
お通じに伴う肛門の痛みと出血がみられ、慢性化するとポリープ(イボ痔)の原因となる。
下痢
急な激しい腹痛を伴う場合
・何らかのウィルス感染が疑われる。ウンチの色が、赤黒白のいずれかの場合は医療機関をすぐに受診すること。
慢性的に腹痛を伴う場合
・過敏性腸症候群
慢性的に便秘や下痢の症状が数ヶ月以上続く。
・アルコール性肝炎
肝臓付近の痛みが続き、食欲不振や、黄疸の症状があらわれる。
・神経症
常に不安感があり、不眠やイライラが続く。動悸や息苦しさがあらわれることも。
以上に挙げたものは、便秘や下痢が教えてくれる病気のほんの一例です。
癌などの深刻な病気が隠れていることもありますので、ただの便秘や下痢と放っておくことは危険です。
また腸は心因的な影響も受けやすい器官ですから、お通じの調子が悪いときは意識的にリフレッシュしてみることも大切です。